2012年8月8日水曜日

第18回手打ちそばアカデミーinさいたま開催

2012年8月4日(土)

第18回手打ちそばアカデミーinさいたまが埼玉県県民活動総合センターで開催された。
ミニそば大学として、手打ちそばの知識・技術向上と会員の交流を図る目的で、2007年2月19日に第1回を開催してからもう18回目となった。

今回は、そばネット埼玉の理事でもある狭山元気大学学長・西武文理大学名誉教授の小山周三氏の講演とそば打ち技術交流会である。

小山氏の講演もあり、会場は非会員も含めて100人近い受講生の熱気にあふれていた。

第1部の講演は、「長寿社会を元気に生きる」~生涯学習から生涯現役へ~という演題で、私たち比較的高齢者の多いそば打ち家にとって含蓄のある講演内容であった。
もとより、小山氏はホスピタリティに関しては専門家であり私たちのこれからの生き方に大変参考になった。
特に「生涯学習から生涯現役へ」では、現役時代の仕事時間と退職後の余暇時間を比較し、現役時代は40年で、退職後は20年としても双方同じ10万時間であり、退職後はいかに充実した人生を送れるか本人次第であるというお話には納得させられた。
(小山氏の講演概要についてはこちらへ)

講演の後は、恒例になった「そば打ち技術交流会」となった。
これは、受講生の中からそば打ちの試技を行う希望者を募り、試技を行う方に指導者が個別指導をする。他の受講生はその様子を見学しながら自分なりに学習をする。という構成である。

試技の前に、阿部代表理事から、そば打ち技術の基本的な考え方について、一部、実演を交えながら説明があった。

  いよいよ、試技・個別指導です。
会場に麺打ち台6台をセットし、6と5人2回計11人が試技をします。
今回試技するのは、初段認定者7人、2段1人、3段3人です。
参加者は見学したい台を移動するので、下の画像のように会場は混雑しますが、試技者と指導者のやるとりを真剣に見守っています。

今回の指導者は、そばネット会員で五段位、四段位の方12人でした。